高額療養費制度とは

高額療養費制度は、被保険者の療養に要した費用が著しく高額であるときに、一部負担金として支払った額の一部を支給する制度です。医療費の過重負担を軽減し医療保険の機能を有効に働かせることを目的として昭和50(1975)年10月から法定給付として実施されました。
同じ人が同一月に同一医療機関に支払った医療費の自己負担が、自己負担限度額を超えた場合に、市町村に申請し認められると、その超えた額が高額療養費として支給されます。
なお、70歳未満の方と70歳以上75歳未満の方とでは自己負担限度額が異なります。

高額医療費の請求方法

高額医療費保険を使用して、実際に高額医療費をもらうためには、どうしたらよいのでしょうか。定められた手順と場所で申請しなければ、高額医療費を受け取ることはできません。高額な費用がかかることになってしまったら、請求手続きをとりましょう。請求の際に必要なものは、請求書類や医師からの診断書、それに申請に必要な書類や印鑑など、さまざまなものがあります。

また、事故の場合は、事故状況報告書や事故証明書の写しなども必要になってきますし、本人ではなく家族が請求する場合には、保険証の写し、住民票などが必要となります。申請を出してから、受け取るまでには少々時間がかかることがあります。請求してもすぐにとはいかないのです。請求書は、社会保険事務所や、加入している生命保険会社に提出します。

受け取った後に提出書類は審査され、給付金が出るかどうか判断されます。高額医療費をもらうためには、それなりの手続きが必要となってくるのですね。面倒だからといって、せっかくの負担軽減をあきらめてしまわずに、しっかり準備して手続きしましょうね。

高額な医療費を必要とする病気にはどんなものがあるのか、参考までにご紹介いたします。胃ガン・結腸ガン・肺ガン・急性心筋梗塞・肺炎・喘息・脳梗塞・脳出血・糖尿病・大腿骨骨折・胃潰瘍・急性腸炎・正常分娩・急性虫垂炎・胆石症・前立腺肥大症・白内障・子宮筋腫・狭心症・腎結石・乳ガン。入院・通院日数が多く費用もかかるのが、特にガンや心臓病・脳の病気などといえます。負担は出来るだけ軽くしたいものです。

高額医療費と確定申告

高額医療保険制度をご存知でしょうか。高額に医療費がかかってしまった時に高額医療費の申請ができます。医療費控除を受けられるのは、生計を共にする家族も対象になり、年間を通じて支払った医療費に関して一定の額以上であれば受けられる仕組みです。

医療保険控除は確定申告での手続きが必要となります。年末調整では手続きができませんので注意してください。確定申告書は税務署に提出します。また、申告の際には病院の領収書や薬局で処方してもらった際のレシートなどが必要になります。

かならず、捨てないで取っておきましょう。もちろん自分だけでなく家族の分も忘れないようにしてください。医療費控除の計算は、健康保険や生命保険、介護保険などの高額医療保険の給付を差し引いて計算されます。気をつけるたいのが、医療費控除は支払った税金がすべて戻ってくるということはありませんのでご注意ください。

それから、申告の際収入として申告の必要性がないものは、事故や入院などで社会保険や生命保険から支払われた給付金となります。医療費の他にも請求できるのが、病院までの交通費です。医療費も高額なのに、そのうえ交通費の往復は痛い出費になります。

こちらは病院でもらったレシートの余白などに記入すれば大丈夫です。また、電車やバスだけでなく緊急でタクシーを使った場合のみに関しては、請求の対象となります。レシートが無い場合は家計簿にしっかりと記入しておけば証明となります。税務署の職員さんたちは丁寧におしえてくれます。高額医療費も確定申告をきちんと行い、すこしでも家計の医療費の負担を少なくしたいものですね。

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